つい先日AWSクラウドプラクティショナー試験を受け合格しました。
今後受験される方に何かしらの参考になる為、合格に至った流れと勉強法を書きます。

なお受験日は2019年4月版です。
情報もその時点のを記載しています。

AWSクラウドプラクティショナー資格とは 見出しへのリンク

クラウドプラクティショナー資格とは、クラウドやAWSについての全体的な理解を証明する資格です。(以下 CP)

他のアソシエイツ・プロフェッショナル・専門知識認定資格は、技術的役割認定、高度なスキルを証明になりますが、AWS CP を合格すると、クラウドとは何か、その中で AWS はどの様な構成・サービス・料金体系なのか説明できる人材であることの証明になります。

公式サイトには以下の様に記載してあります。

AWS 認定クラウドプラクティショナー試験は、AWSクラウドの知識とスキルを身に付け、全体的な理解を効果的に説明できる個人が対象です。

他のAWS認定(AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト、AWS 認定デベロッパー – アソシエイト、AWS 認定 SysOps アドミニストレーター – アソシエイトなど) で扱われる特定の技術的役割からは独立しています。

CPを受験する人は、クラウド初心者や営業、経営者など、業務でAWSを利用、説明する機会がある人が対象になるのではないでしょうか。

私の前提知識 見出しへのリンク

  • Webアプリ開発者(インフラ屋ではない
  • 最低限 TCP/IP は把握している
  • クラウドは AWS を直近半年くらい
  • それまではオンプレ環境

勉強時間 見出しへのリンク

がっつり2日
仕事しながらだと、どうしても疲れてしまって集中出来なかったので、休みの2日間がっつり勉強しました。

勉強資料 見出しへのリンク

AWS 認定資格試験テキスト  AWS認定クラウドプラクティショナー amazon.co.jp

試験対策としてはこれ一冊だけで十分でした。

勉強の仕方としては軽く2周読んで、3周目は不明な箇所をじっくり読む。

その後は練習問題をひたすら回答していました。

模擬試験や本番試験より練習問題が難しい印象です。

ただインフラ、ネットワーク、TCP/IP に関する基礎知識が無い人は以下2冊の参考書を読んでおくと、AWS の各種説明を理解しやすくなるでしょう。

Amazon Web Services 基礎からのネットワーク&サーバー構築 改訂版 amazon.co.jp

ネットワークの基礎とAWSの環境構築について学びたい場合はこの本がおススメです。

実際にVPC、EC2とサーバーを構築する手順が記載してあり、ネットワークやサーバー構築の基礎知識も丁寧に書いてあります。

スラスラわかるネットワーク&TCP/IP のきほん amazon.co.jp

AWSについて学ぶ前にネットワーク、TCP/IP について学びたい場合はこの本がおすすめです。

各層のプロトコルと、Webアプリを運用した時、どの様にデータが渡ってくるのか体系的に理解することができます。

この本の一番の特徴は「分かりやすさ」です。
今までインフラ業務に従事してなかったとしても、説明がスッと入ってきます。

受験料 見出しへのリンク

11,000円(日本語版 / 税別)

試験場所 見出しへのリンク

キオスク、ピアソン

最近ピアソン Vue会場でも受験できる様になった様です。

試験当日 見出しへのリンク

持ち込めるのはロッカーの鍵と、本人確認できる免許証。 後は席に着き、パソコンで事前説明を見て過去問題を解くだけです。
選択式で、時々複数選択する問題も出てくるので問題文を注意深く見る必要があります。

また試験途中で問題文と回答を英語表記にすることも可能です。問題を全部回答しアンケートに答えたらパソコン上に合否が発表されます。

問題の印象は、「AWS 認定資格試験テキスト  AWS 認定 クラウドプラクティショナー」より簡単でした。
ただ日本語の言い回しが少し分かりづらかったりする問題もあるので、その場合は問題文を注視したり、英語の問いを見てみたりしました。

以上が AWS CPの合格記録になります。

次は 2ヶ月以内にAWS SAAを取ろう。